日宣テクノ・コムズ(株)
 
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PDFワークフロー事例
Case study of the PDF-workflow

 今回は、日宣テクノ・コムズ株式会社の主力商品である世界気象カレンダーの製作工程をPDFワークフローの事例紹介として公開いたします。
世界気象カレンダー(以下WMC)は、希少な世界規模の気象現象を美しいビジュアルで再現するということを目的とし、製作されています。
 故に、ビジュアルの再現性というのが問題となり、従来は製版・印刷現場と都度、問題解決を行いながら、製作されていました。
 そのため、総合ディレクターの負担が大きく、執筆・編集からDTP、製版・印刷までの幅広い知識が必要となり、個人の力量に頼ることが必然でした。
 そこで、PDFワークフローを導入することで、製作(DTPが主)側にコントロール機能を持たせ、ディレクターの負担を減らし、よりよい商品開発とマーケティング戦略にディレクターの余力を向けるという方針に転換できることができました。
 なぜPDFワークフローを導入することで製作側にコントロール機能をもたせることができるようになったのでしょうか?
@入稿、校正工程のネットワーク化
 従来は、ディレクターないしは、弊社営業マンが執筆者の元へ行き、原稿やその他画像等をもらい、打ち合わせをし、DTPを行ったものを紙出力し、再び執筆者・編集者・ディレクター(社内)の元へとバイク便や営業マンが届けるという工程がありました。この方法ですと製作期間の短縮が行えず、必然的に発売時期が遅れるというデメリットが多くありました。期間損失と言うのは、試算したくないほどのものがあります。
それを、日本ワム・ネット(株)様の協力により、「WorkSpace」というインターネット・データ共有システムを利用し、すべての部品データをネットによる入稿に切り替えることで、この期間損失の削減に成功いたしました。また、校正もAcrobat7.0からの機能である注釈許可の機能を採用し、執筆者や編集者からの校正をシームレスにDTP現場にまわすことができるようになりました。

APDF/X-1aとPDF/X-Plusの採用
 以前より、プリフライトの弊社の基準はISO基準のPDF/X-1aでしたが、それだけでは不十分なことが多いため、今回は最終の面付け後のデータをGhent PDF Work Groupの提唱するPDF/X-Plusで再度プリフライトし、インキの総量チェックや極細線の使用の有無、極小フォントの有無などのチェックも行いました。実は、ここがこのワークフローのキモになります。先ほどもお話しました製作側でのコントロールというのは、色の設定をPDF/X-1aの出力インテントで「Japan Corlor Uncoated 2001」に指定し、インキ総量やその他印刷にかかわる問題点を自動で検出し、製作側で修正してしまうことで、印刷知識のないDTPオペレータでも、印刷工程までの指示ができてしまうのです。ですので、製版・印刷側ではそのデータどおりのものを出力・印刷することで、全工程を管理するディレクターの役割をデータ側に持たせてしまうことができるのです。

Bグラビア印刷並みの高精細印刷
 前年度の印刷より、気象カレンダーの印刷には340線の高精細印刷を採用しております。
従来のコストで、よりよいものをということでAgfa社製のSublimaを採用し、協力会社からの出力ではありますが、ネットワーク入稿によって出力されております。

以上が、弊社WMCの製作ワークフローです。
皆さんのご参考になれば幸いです。

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